サムライDiary

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ICT支援員①(ICT支援員認定試験の概要)

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今回は私が2021年10月に受験し、1発合格したICT支援員の資格の一つである「ICT支援員認定試験」の概要をご紹介します。

ーーICT支援員認定試験の概要ーー

年2回、全国各地で開催

ICT支援員の資格の一つ、ICT支援員認定試験は、学校の中に入ってICT活用授業の導入をサポートする人材を認定する制度です。試験の実施頻度は年2回、B領域試験(問題分析・説明力を問う試験)で動画提出が必要なのがこの試験の特徴です。ICT支援員は、文部科学省が2022年度までに4校に1人配置を目標に推進しており、人材ニーズが非常に高まっています。受験生の多い資格の一つです。

私的にはICT支援員を目指している方だけではなく、学校の先生方教材販売店の方にもおすすめする価値ある資格だと思います。

【受験資格】
原則として20歳以上

【試験方式】
A領域:実践的知識(36問90分)
〔試験実施日時に受験会場でのコンピューター(CBT)方式〕
B領域:問題分析・説明力
〔試験実施日から5日後に課題を提示、課題に対する動画を課題提示日含めて5日以内に提出〕

【受験料】
13,800円(税込)

【受験会場】
CBT-Solutionsが運営するテストセンター(全国30か所以上)より選択

【試験日】
4~8月の前期、9~3月の後期の年2回

【合格基準】
A・B領域同時に合格する必要がある。
次は、合格要件、合格基準点、合格率についてです。

合格するには、実践的知識を問う「A領域試験」と、問題分析・説明力を問う「B領域試験」の両方を同時に受験して、両方とも合格点に達することが必要です。「今年はA領域に合格したから次のテストでB領域だけ合格すればOK」とはならないので要注意です。

次に合格基準点について。A領域は65点が合格基準点ですが、B領域は非公表です。試験結果も非公開となっていますが、合格率は60~70%くらいと言われています。

ちなみに動画の採点方法ですが、一人の受験者に対し複数(4名以上)の審査員が観点別に評価し、得点化します。(B領域の課題提出者が200名を超えた場合は、A領域の不合格者の評価は行わない場合があります)

 

--参考--

jnk4.info

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